
石けんは使用する油脂の種類によって出来上がりの性質が大きく変わります。その組成を考慮することで、季節に合わせたり、個人の好みに合うものを作ることが出来ます。オレイン酸がたっぷり含まれているオリーブ油をはじめ、身近な油脂でコールドプロセス製法という方法によりグリセリンがたくさん含まれる石けんが出来上がるのです。
【コールドプロセス製法】
石けんはアルカリ溶液(苛性ソーダを水に溶かしたもの)と酸性の油脂を化学的に融合させたものです。それぞれを40℃から45℃位の温度で少しずつ混ぜ合わせ、20分から40分程かくはんします。次第にとろりとした濃度になっていきます。ある程度の濃度になったら型に入れます。発熱は続き保温状態にして、やがてじっくり下がるのを待ちます。これらの反応をけん化といいます。直接火にかけることをしないこの様な方法をコールドプロセスと呼んでいます。
こんな風にけん化させていく上で気温と湿度には大変気を使います。型入れ後、1日~1週間で型から出します。この再会は石けんがどのようにけん化したのかがわかる場面でもあります。しみじみ眺めて切り分けます。その後陽の当たらない風通しの良い所でじっくり4週間~6週間乾燥させます。(当店では製造年月日を、乾燥させ終え、使用できるようなった日に設定しています。)
洗顔時に石けんをご使用される時はネットで泡立てる事をお勧め致します。下の写真でもわかるようにネットで泡立てると、きめ細かな泡が沢山でき、お肌を包み込む様に洗うことができます。余分な石けん分が残らないのですすぐ時もさっぱり流す事ができます。身体を洗う時は専用タオル等でよく泡立ててからご使用することをお勧め致します。
①まず、手を洗いましょう。
(メイク落としの等油分が手に残っていると泡が立ちにくい) 洗顔は清潔な手で!
②顔をぬらします。これをしない人が多いようですが、 洗顔前に顔をぬらすのは大切なポイント。
肌に石けんの泡がスムーズに広がり、落ちやすくなります。
③石けんをネットに包み込み、少量のぬるま湯か水を加えて 空気を巻き込むように泡立てます。これを繰り返すとあっという間にふわっふわの泡が出来上がります。
泡を肌の上で転がすように顔全体を洗います。顔全体はらせんを描くように、額や鼻の周りなど油っぽい部分は指の腹で丁寧に。あまり力を入れず、やさしく洗いましょう。
④流水で約1分間丁寧にすすぎます。すすぎはぬるま湯がベストです(約36℃)。熱いお湯は肌の潤いを奪いやすいので注意。髪の生え際やフェースラインなどすすぎ残しのないようにしましょう。タオルで優しくたたくように水分をふき取ってください。